みのぶ農泊地域が山梨県初のSAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域)に認定

当会も参画するみのぶ農泊地域連携協議会が、山梨県初のSAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域)に認定されました。

SAVAOR JAPANは、農林水産省がインバウンド需要を農山漁村に呼び込むことを目的に2016年度に創設した制度で、これまでに全国43地域が認定されています。(SAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域):農林水産省

2024年度は、身延町等南巨摩地域を活動エリアとするみのぶ農泊地域と、長野県松川町の2地域が新たに認定されました。12月23日に農林水産省本省で認定証授与式が行われ、みのぶ農泊地域連携協議会代表の覚林房樋口純子女将が、農林水産副大臣より認定証を授与されました。

今年6月から 7 月にかけて取り組み計画の募集が行われました。みのぶ農泊地域連携協議会では、GI(産地表示制度)認定農産物のあけぼの大豆中心に、宿坊のまち身延山の精進料理の伝統食文化、富士川沿いに連綿と受け継がれる伝統工芸を巡る、日本文化を満喫する周遊エリアづくりの取り組みで応募しました。10月には審査員としてデービッド・アトキンソン 氏(株式会社小西美術工藝社 代表取締役社長)がみのぶ農泊地域の視察にお越しになりました。視察結果を踏まえ、「農泊 食文化海外発信地域(SAVOR JAPAN)」有識者会議での委員からの助言を経て、国土交通大臣へ意見照会を行った上で、特に優れた取り組みを行っている地域として認められました。

地元の食や人との出会いは旅の醍醐味。海外からのお客様と、地域との懸け橋になる役割を担う通訳案内士団体として、この栄えある認定を励みに、より多くのお客様にみのぶ農泊地域の魅力を楽しんで頂けるよう、一層注力して参りたいと思います。

認定ロゴマーク
日本の農山漁村の豊かな自然をテーマに、それぞれの土地に生まれた食文化や、美しい日本の神髄を体感していただきたいという願いを込めています。
モチーフは「山」「海」「田」「畑」「川」、そして「箸」です。