東京新木場~山梨県富士川町のフライト、富士山遊覧飛行を含むヘリツアーを実施

12月10日から二泊三日の行程で、当会が参画するみのぶ農泊地域連携協議会の観光庁「地域観光新発見事業」の一環として、富士川ヘリポートを活用したヘリツアーの第1回を実施致しました。
東京木場から富士山を経由して富士川町に降り立つ「移動手段としてのヘリの観光活用」と、「訪問地を空から楽しむヘリの観光活用」を旅のハイライトとしつつ、身延、富士川、市川三郷、早川、富士北麓を周遊するモニターツアーを企画、催行しました。
北米やフランスに強い富裕層インバウンド旅行会社さんや、インバウンド系や旅行系のインフルエンサーさんなど7名をゲストとしてお招きしました。

【記事】ヘリで楽しむ空の旅「峡南地域の新たな観光資源に」遊覧飛行のモデルツアー開催 山梨・富士川町(YBS山梨放送) – Yahoo!ニュース

【記事】山梨:富士川町がヘリポート整備へ…遊覧飛行や空の移動に、「公共用」目指す:地域ニュース : 読売新聞

【記事】富士川町が整備進めるヘリポート発着 試験運航モニターツアー|NHK 山梨県のニュース

東京からのフライト参加者からは、下記のようなお声を頂きました。
・「新木場駅から車で5分でヘリポート、ヘリポートについたらすぐにヘリに案内されて、50分で富士川に着いていた。飛行機よりもはるかに便利で、ビジネスユースでも使いたいくらい。」
・「東京の街を上から眺める体験が想像以上に良かった。」
・「木場を飛び立った瞬間からずっと富士山をさまざまな角度から堪能し尽くすことができて、これまででは全くあり得なかった富士山の楽しみ方だった。」
・「上空から見えるすべてのものが興味深く、ストーリーだてて解説してくれるガイドさんがいたら素晴らしいドラマツアーになる。」

また、現地在住のイギリス人参加者からも、
・「自分が暮らして、分かっているつもりの峡南地域だったが、今回空から眺めることによって、これまで地上で体験していた全てのことが一気につながった気がした。」
といった声が聞かれました。

エアモビリティは、様々な技術的、物理的要素から成り立つ裾野の広いインフラであり、かつお客様や観光業を営む方々を含めた様々な人々がそこに生きる、大きな大きな「エコシステム(生態系)」でもあります。
個々の事業者レベルでは実現することはできないのは当然ですが、ひとつの町を以てしてもいかんともしがたく、県、更には国(観光庁、国交省航空局)レベルまで取り組みを拡げなければ、現実のものにはならない未来です。
そうした大きな動きにつなげるべく、私たち民間事業者は、私たちのできる範囲で、ひとつずつ実際にツアーを作り、催行する中で、課題を見出し、乗り越える方法を考え、トライして行きたいと思います。