清水港寄港「飛鳥Ⅱ」上陸エクスカーションが身延山に!

3月20日、春のお彼岸に、日本を代表するラグジュアリー船「飛鳥Ⅱ」の、清水港上陸エクスカーションのお客様に、身延山の枝垂桜を愛でるツアーにお越し頂きました。

これは、山梨中央銀行様が地方創生事業の取組みの一環として誘致されたもので、山梨交通様、日蓮宗総本山久遠寺様、身延山宿坊覚林房様のチーム山梨に、当会も参画させて頂いて実現致しました。「海なし県」山梨へのクルーズ船エクスカーションとしては、初めての例ではないかと思います。清水港日の出埠頭に山梨交通のバスがお迎えに待機している光景は感無量でした。

身延山は朝のうち小雨が降っていたのですが、お客様到着時には綺麗に晴れ上がり、お天気まで味方してくれたようです。久遠寺様も浜島総務様、青山法務部長様など大幹部の皆さま自らお出ましになって特別祈祷や諸堂、境内のご案内をしてくださり、覚林房様も絶品の精進料理でおもてなし頂き、お食事後は覚林房様の若上人自らがアテンドしての三門から御廟所エリアのガイドウォークもあり、お客様も身延山の魅力を満喫してくださったご様子でした。

惜しむらくは、肌寒い天候が続いたためもあって、桜が二分咲きぐらいの状態だったことですが、青山上人の「満開でしたらここにお越し頂くことすら危ういほど混んでしまいますので、これもきっと皆さまをお迎えする仏様のはからいでしょう」とのお言葉に、皆さん納得されていたようでした。

今回の経験からしっかり学んで、清水港寄港の訪日クルーズ船のお客様を、山梨にご案内できるように、地元通訳ガイド団体として、一層精進して参りたいと思います。